鮨店を探すには、店頭に出されている看板やのれん、新潟の鮨店共通のステッカーを目印にするのが良い。表記はさまざまあるが、鮨店ののれんには「すし」「寿司」「鮨」などの文字が書かれているので探してみよう。

ガラスケースに収められたネタの数々や職人が鮨を握る手つきを間近で眺められるカウンター席の他、落ち着いて食事ができる小上がりや座敷があり、お店の人が人数や希望によって案内してくれる。予約する際に希望を伝えると良い。

ひと口サイズに軽く握った酢飯の上に、ワサビをつけた鮨ダネを乗せたもの。通常、握り1つで1貫と数える。

ウニやイクラなど形の崩れやすい鮨ダネを握るときのスタイル。握った酢飯を海苔で巻き、ワサビをつけてから鮨ダネを乗せる。

海苔に酢飯を敷き、具を巻いた筒状の鮨。細巻、中巻、太巻、カッパ巻、鉄火巻など大きさや材料によって呼び名が変わる。

手を拭くための濡れたタオル。
温かいものや冷たいものがある。
寿司を手でつまんで食べる際にも使う。

酢飯と鮨ダネを調和させ、素材の持ち味を引き出す調味料「醤油」の容器。
適量を醤油皿に注ぎ、足りなくなったら足して使う。

醤油を入れる皿。10cm前後の大きさで、手に持たずに使う。
鮨ダネによってはまったく醤油をつけないもの、タレや塩で食べるものもある。

香りが少なく鮨ダネの邪魔をしない粉茶に熱湯を注いだもの。
濃くて熱いお茶は、舌に残る魚の脂をすっきりさせる効果がある。

2本で一対の棒状の食器。割って使う割り箸も多く用いられる。
鮨は、箸を使わずに手を使って食べても構わない。

鮨を乗せる木製の器。店によっては皿や葉蘭が使われることもある。